整形外科
整形外科でできること
整形外科では、骨・筋肉・靭帯・腱・関節などの異常に対して治療を行う診療科です。
症状としては、片足を上げている、左右の足のつき方が違う、お尻を振りながら歩く、頭を上下に振りながら歩くなどが挙げられます。
<診療の流れ>
STEP 1 問診
整形外科の診療では特に問診を重視しています。いつから痛みの症状が出ているか、痛みの強さが強くなっているか等の問診を行います。
STEP 2 歩行検査
歩き方を確認することは非常に重要です。歩き方をよく観察することで、痛めている箇所を把握できることもあります。
STEP 3 触診・整形学的検査
手足であれば、痛くない方の足と痛い方の足を比較することで、痛みの有無や可動域の違いなどを把握することができます。
STEP 4 検査、治療の提案
必ず患部のX線検査を行うわけではありません。痛みがとても弱く、自然に改善しそうな場合は検査を行わずに経過観察することもあります。ギプスなどの外固定が治療に有効と考えられる場合には、その有効性や欠点も含めてご説明いたします。
STEP 5 検査、治療の実施
X線検査が必要な場合、患部に負荷がかからないように検査を行います。検査結果はわかりやすくご説明し、飼い主様にご納得いただいたうえで治療を開始します。