去勢・避妊手術
生殖腺由来の病気予防のためにも
近年、飼い主様の飼育への意識が高まり、去勢・避妊手術を受けることが一般的となってきました。
去勢・避妊手術には全身麻酔が必要であり、わずかではありますがリスクを伴うため、動物の成長状態や健康状態、生活環境や飼い主様のご希望を踏まえて手術時期を決めていきます。事前に必ず、手術のメリット・デメリットをご説明いたしますのでご安心ください。
<診療の流れ>
STEP 1 手術前の診察
問診と身体検査を行い、手術に関するご説明や日程調整を行います。ご不明点やご不安な点がありましたら、お気軽にお尋ねください。わかりやすくご説明いたします。
STEP 2 手術前日
原則、夕食以降は絶食してください。飲水は可能です。
STEP 3 手術当日
♦︎午前中に来院♦︎
当日、身体検査や血液検査、胸部X線検査などを実施します。
♦︎手術♦︎
安全性の高い吸入麻酔(全身麻酔)をかけます。麻酔中は麻酔モニターを通して心電図、血圧、血中酸素飽和度、体温、吸気呼気中の酸素・二酸化炭素・吸入麻酔濃度等を確認。常に動物の状態を把握しながら手術を行います。また、手術では多少の痛みを伴うため、術前から鎮痛剤を投与し、できる限り痛みによるストレスを緩和するペインコントロールに努めています。
♦︎退院♦︎
猫は、当日の夕方に退院できます。
犬は1泊し、翌日の診察時間内での退院になります。
♦︎術後再診♦︎
1週間後に術後再診をお受けください。退院してからの様子などをお聞きし、抜糸を行います。