日本臨床獣医学フォーラム年次大会に行ってきました

先日病院のお休みをもらって、9月23日、24日に東京で開かれた日本臨床獣医学フォーラム年次大会に看護師と共に参加してきました。コロナ禍でしばらくはオンラインでの開催でしたが、今年は４年ぶりにホテルニューオータニで開催されました。

いろいろな学術集会がありますが、日本臨床獣医学フォーラム年次大会は中でも規模が一番大きな学術集会です。

 

日本中から獣医師をはじめ動物病院関係者が集まるので、大学の同期や先輩後輩、大学病院の研修医時代にお世話になった先生方やその時の学生さん等と久しぶりに会える機会でもあります。

 



久しぶりの東京と立派なホテルで、早速浮かれている人がいますねぇ。

 



同じ時間帯に10講演以上のプログラムが開催されますので、どの講演を聞くか毎回とても悩みます。

獣医療もまだまだ発展途上で、新たな知見やさまざまな治療法が発表されます。写真のような人気の講演の席はすぐに全て埋まり、後ろで立ち見の先生も多数おられました。成書や学術雑誌にはまだ載っていないことや、実際の施術や手術動画での説明などはとても勉強になります。

 



企業ブースにはものすごい数の企業が出展してしています。企業のみなさんは自社製品のPRに必死です。文化通りよりも客引きされます。企業で働く先輩に自社製品を買ってよって営業されましたが、何百万もする機械をおいそれとはなかなか買えません。

 

普段は鹿児島での勉強会やセミナーによく参加していますが、このような大規模な学術集会に参加したくさんの先生とお話しをすることができて、より一層の刺激になりました。この学術集会で吸収したことを、これからの日々の診療に活かしていきたいと思います。

 

獣医師　高橋